樹高による分類
植栽のデザインでは、樹木類をそれぞれの樹種の持つ性質のひとつとして樹高の違いによって
使い分けることが行われます。
樹高の高いものを高木、低いものを低木といい、その中間の高さのものは中木と称されます。
さらに低木よりも低く、地表面を覆う植物、地被(グランドカバー)があり、植栽のデザイン
はこれらの樹高の高さの異なる樹木の組合せによって景観を構成します。
植栽による空間構成では、高木は垂直性を現し、高木を見る人間の視線は
上下運動を示します。 これに対して低木、地被(グランドカバー)は郡植
されると水平性を現し、人間の視界は低く、水平動を示します。
中木はほぼ人間のアイレベルに近い高さであり、視線をそのまま受けます。